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98/07/31「風邪ひいちゃって、晩ご飯はプリンでした」
今日は美恵野さん、かなり風邪ひきということで、歌はちょっとつらそう(喉に気持ちよいものしか喉を通らん、とのこと。昨日の晩ご飯はプリンだったそうな)。
そんなわけで、まずはピアノを弾いてみることにしました。
「和音が弾きにくい&楽譜を先に先にと読めないのでつっかえる」と自ら問題を提起してくれる美恵野さん。では片手ずつ弾いてみましょう。曲はコンコーネ、声楽の基本と言われる練習曲集です。自分で伴奏を弾きつつ歌えるようになりたい、ということで、コンコーネの伴奏をピアノの教材に選んでみました。
ピアノは中学3年から高校3年までやっていたそうで、本人は「だめだぁ」と連発しておられましたが、さすが昔取ったキネヅカですね。でも指がちょっとためらってるのかな。
ピアノと対等に向かい合う、とでも言ったらいいのでしょうか。下手とか上手とかの問題ではなく、不安を 抱きながら弾くと、もろに指と音に伝わります。間違えてもいいんです。よろよろと正しい音を出すよりも、ぱきんと間違いましょう。ピアノを恐がっちゃぁ、いけません。技術の上手下手なんて、ちょこっと弾きこめばいいだけですから。慣れてくると、左手の動きがメロディになっていることや、右手と左手を合わせると綺麗な和音になっていることが、聞こえるようになりますよ。
歌も少しやっておきましょうか。声出しのためにコンコーネを少し歌ってから曲に行きます。喉を痛めるといけませんので、軽くいきましょう。
さて、ベッリーニのホ短調の美しい曲、Dolente immagine di Fille mia (フィッ
リデの悲しげな姿よ)。
伴奏を聞いたことがないそうで、まずは普通に伴奏を弾いてほしい、と美恵野さん。ちょっと歌いにくそうかな。そう、歌曲の楽譜っていうのは歌詞毎に音符を分けて書いているので、拍が取りにくい場合があるんですね。例えば八分音符、八分音符、十六分音符、十六分休符ってな具合に。はたを結合しろっ、読めんっとピアノ弾きは思いますが。(ピアノの楽譜はハタを拍単位で結合してあるのです)
そこで右手で歌メロを弾きつつ、左手は一拍ごとに和音を叩いてみます。あ、わかった、と美恵野さん。そうか、三拍子で数えずに八分音符 読んでるから、わかりにくかったんですね。
最後にトロヴァトーレ、SCENA E CAVATINAの譜読みを少しやって、今日は終わりにしましょう。
さて、今日のレッスン、どうだったでしょうか。風邪、早くよくなるといいですね。次回、今回以上に美しい歌声が聞けることを期待して。
■今日のレッスンメニュー(80分)
・コンコーネの11、12、13番(ピアノで弾く)
・コンコーネの11、12、13番(声出し)
・Bellini Composizioni da Camera
「Dolente immagine di Fille mia」(伴奏合わせ)
・Verdi Il trovatole
「SCENA E CAVATINA」(譜読み)
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