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「津軽海峡冬景色」
三木たかし 編曲:西江純教弦楽四重奏曲第67番(あるいは35番)
「ひばり」〜第1楽章
ハイドン「ロメオとジュリエット」
ニーノ・ロータ 編曲:広瀬哲也、澄川喜一□
「津軽海峡冬景色」: 演歌最大のヒット曲(たぶん)。恋人との別れを、雪の青森駅より寂寞とした雰囲気に乗 せて切々と歌い上げる、日本の誇る名曲。
「ひばり」:弦楽四重奏の定番のひとつ。 第1楽章の第1主題がひばりっぽいので「ひばり」ということらしい。 平明、簡潔、わかりやすい音楽の見本のような曲だが、単純なだ けに結構難しいかも。「ひばりのうめき」みたいになっても勘弁して下さいね。
「ロメオとジュリエット」:同名映画のテーマ音楽。 レコード会社は今年一押しのニーノ・ロータによる作品。 最近はニッサン車のCMにも使われている。 チャイコフスキーやプロコフィエフの同名曲よりもずーーーーっと「ロメジュリ」っぽいと思う。 ああ美し。
1990年,横浜市立大学管弦学部メンバー4人が合宿時に偶然居合わせ,ヘタクソながら楽器を弾き弾き遊んでいたところ,なんとなく意気投合してなしくずしに結成。その約半年後,「簡単そうじゃん」という不届きな理由で,ハイドンの「ひばり」を同大学講堂で行われた内輪演奏会でヘタヘタに弾いてつつましくデビュー。「ひばり」→「ラーク」という超単純発想でついでに団体名も決めちゃう。以後,もっぱら同大学内の内輪コンサートでちまちまと研鑽を積む。大学卒業後に解散するかと思いきや,楽才よりも商才に長けた各メンバーの不断の努力により,主に結婚式,ご老人の寄り合い慰問コンサート,メンバーの一人が勤める某音楽出版社のインチキコンサートなどで若干の利益をあげつつ,長く細々と活動。気がついたら結成10年目も間近ということになっていてビビる。
モットーは「1に音量2に音量,3,4がなくて5に音程」であったが,最近になってようやく自分たちの音程のあまりの悪さに気づき,「2」あたりに音程を持ってこようと思っている。成果が挙がるのは10年後ぐらい か。
レパートリーだけは演歌,童謡から洋邦ポピュラー,クラシックと幅広いが,正しい音楽教育を誰一人として受けていないので,よく繰り返しを飛ばすなどして冷や汗をかく。冷や汗をかいた分だけ,ヤバイと思ったときにゴマかす技術は一流。
1stVn
澄川喜一(すみかわ・よしかず)事実上,このカルテットのリーダー。少年時にヴァイオリンを習うが,数年で嫌気がさし高校入学時にラッパに転向。なぜラッパだったのかは不明だが,きっと高音が好きなのだろう。しかし当時はブラスバンドの雰囲気に反発してすぐ退部。以後,若干荒々しい青春時代を送るが,社会に出てすぐに横浜の楽器屋のオヤジに拾われ,またヴァイオリンを弾く羽目に。
横浜市立大学管弦学部・参与として4年間周囲をかき回すなど,いくつかのアマチュアオーケストラに所属した経歴を持つが,生来飽きっぽいのかいずれも長続きせず。メンバー最年長であり,数年にわたりその辺のアマチュアオーケストラでコンサートマスターを務めたり,前記楽器屋関係の流動メンバーによるドサ回り的活動をこなしたりと,経験豊富。どういうわけか室内楽大好きで,マニアックで難しい曲の楽譜をばんばん買ってくる。実に割のいい仕事をたくさん持ってくる才能は随一。自称,不良会社員。
2ndVn
広瀬哲也(ひろせ・てつや)当団の良心ともいうべき,とってもマジメな人。団の母体となった横浜市立大学管弦学部では部長さんだったこともある。高校在学時よりヴァイオリンを始め,弦楽合奏団に所属。どうやら「そなーれ」代表の小杉氏とは何と同じ高校(横浜翠嵐高校)の同期にあたるらしい,ということがたまたま発覚。今回の参加はしかし全くの偶然である。偶然,恐るべし。
大学院卒業後,社会に出てからも職務の合間を縫って「八景フィルハーモニー」というアマチュアオーケストラの立ち上げに参画,現在も要職にある。が,面倒くさくなったのでそろそろあとくされなくバイバイしようと思っている。ただし団の規則まで作ってしまった手前,なかなか足を洗えないでいる。
やや短気で落ち着かないが,約10年間にわたる当団の活動中も,遅刻や欠席はほぼ全くなくて実にエライ。ただしスピード狂で車を運転させるとコワイ。結婚式の仕事を持ってくる名人。小麦粉なんかを作る会社の社員。
Vla
深尾 学(ふかお・まなぶ)千葉県人。横浜市立大学入学当初より,突如思い立ってヴィオラを弾き始める。高校が男子校だったため,年頃の女性との交流があまりなく,当時の美人女性楽団員の勧誘にフラフラとついていったのがコトの始まりという噂もある。どこぞの俳優ばりの風貌を持ち,その点の不自由は考えづらいのだが・・・。
もっともその外見に似合わず,男性には珍しい天然ボケが人格に絶妙に混入しており,時に常人では考えられない行動をとる。本人も自覚しているのか,何だかわからないコンプレックスを多々持っている様子があり,結構扱いが難しい。在学中はヴィオラのトップを2年間務め,そのユニークな人格と音楽に対する割と一途な情熱から,結構人気者だったのに,本人はその事実に気づいていない。
遅刻常習犯だが,成田くんだりから横須賀の練習場まで高い高い高速道路代を払ってやってくるので,よく情状酌量される。クレーンやなんかの重機を作る会社の社員。
Vc
伊久陽司(これひさ・ようじ)居住中の横浜市にふたつとないこの面妖な名字は,よく「いく」「いひさ」などと間違えられる。「伊藤の伊」に「久しいの久」という説明を常に余儀なくされ,そのたびにストレスがたまるという特異体質の持ち主。
横浜市立大学入学直後,魔が差してチェロを始め,そのままズブズブとハマる。
メンバー中唯一タバコを吸う,適当に酒を呑む(酔うと女性の頭をはたく奇癖あり),競馬を給料の半分ぐらいする,遅刻をする,運転マナーが悪い,ヤクザな会社に勤めるなど,間違いなく悪人。にもかかわらず,本人は「普通の名前の女性と結婚して婿養子に入って名前を間違えられないようにしたい。ついでにそれなら働かなくてもいいし」などとムシのいいことを半ば本気で考えているフシがある。
遅くから楽器を始めたためか楽典的知識が決定的に欠けており,繰り返し記号があってもとっさに前に戻れず,テキトーにごまかして復帰する癖がある。朝遅く夜も遅い,音楽出版系弱小会社の社員。
(文責・伊久陽司)