soNare_PIANO&MUSIC&NETWORKS 曲目紹介プロフィールプログラムへ戻る
■臼井禎浩 [Tenor]
うすい・よしひろ ; Yoshihiro USUI
合唱団時代から声楽を習い、真摯に勉強を続ける社会人声楽家。
オペラのアリアを歌い上げるパワーが日本経済を支える。


オペラ「ラ・ボエーム」より第一幕
"ロドルフォとミミの馴れ初め"

プッチーニ

「トスカ」「蝶々夫人」と並んでプッチーニの代表作と言われるこの作品は、1896年2月1日にトリーノのレージョ劇場で初演されたが、驚くべきことに最初の反応は惨憺たる物であった。
1890年代初頭はヴェリズモ(現実主義)時代の到来と騒がれており、心暖まる庶民の生活スケッチである「ラ・ボエーム」は結果として人々の期待を裏切ることになったのである。しかし、このヴェリズモ・オペラブームも瞬く間に廃れ、以後今日まで、世界中で最も愛され、最も数多く上演されるオペラの一つになっている。

この作品は、フランスの詩人アンリー・ミュルジェールの小説「ボヘミアンたちの生活情景」を土台にしている。全四幕で構成されるが、今回演奏する第一幕の後半は、主人公の詩人ロドルフォと、お針子娘ミミの馴れ初めの部分である。

****年のパリ。
皆クリスマス・イヴで賑わう夜のラテン区へと遊びに繰り出すが, ロドルフォは一人残って新聞の原稿を書いている。
そこへ階下に住むミミが「火を貸して欲しい」と部屋を訪れる。急な階段を上がって来たのでミミは気を失うが, 一口のワインですぐに元気を取り戻し、火を貰って急いで帰る。ところが、部屋の鍵を落としたことに気付き戻ってくる。
外から吹き込む冷たい風で二人のろうそくの火は共に消えてしまい、部屋の中は真っ暗になってしまう。二人は暗闇の中手探りで鍵を探す。ロドルフォはすぐに鍵を見つけるが、素知らぬ顔でそれをポケットに入れ、偶然を装ってミミの手に触れ「冷たき手を」を歌う。今度はミミが「私の名はミミ」を歌い、月明かりの中でたちまち恋に落ちた二人は手と手を取り合って、仲間の待つカフェ・モミュスへ出かけて行く。




■プロフィール■
Tenor
臼井 禎浩

慶應義塾大学経済学部卒業。
社会人になってから本格的に声楽の勉強を始める。
声楽を故井形景紀、土師雅人、澤木和彦の各氏に師事。
大学時代は本分である学業をおろそかにし、混声合唱団や塾講師に専心した。 また学外では, 芸能人の結婚披露宴、コンサート、 NHK「紅白歌合戦」、日テレ「24時間テレビ」、フジテレビ「ミュージックフェア」等にバックコーラスで出演。昨年リリアイタリアーナオペラ研究所主催のガラコンサートに出演し,「マクベス」のマウダフを歌う。
現在、某重工メーカーに勤務。英語、中国語を操り東南アジアを中心に世界を飛び回っている。
Soprano
須波 明子

国立音楽大学 声楽科卒業。
リリカイタリアーナオペラ研究所入所。
吉沢哲夫、澤木和彦の各氏に師事。
1998年、同研究所ディプロマコース定期公演「ラ・ボエーム」ミミを歌うほか、「フィガロの結婚」伯爵夫人などのオペラに出演。
現在、リリカイタリアーナオペラ ディプロマコース研究生。
平 明子 (ピアノ)
国立音楽大学教育音楽学科卒業。
卒業後は某通信機器メーカ(コンピュータ)のアンサーセンターで働く傍ら、横浜のオラトリオ合唱団に所属。
ピアノは友人の結婚式や発表会で弾く位なので, 今回は身の引き締まる思いです。ロドルフォとミミに思う存分Amorを語って貰えるよう頑張ります!
(文責:臼井 禎浩)






[soNare HOME]
http://www.sonare-music.net/